冬のおでかけ、赤ちゃんが寒がってないかな？と心配になりますよね。
寒い時期は、ついつい厚着させたくなりますが、実は赤ちゃんにとっては快適ではないかも。動きにくかったり、かえって暑く感じてしまったりすることがあります。
今回は雪国で暮らしている筆者が、寒い時期のおでかけに着せる赤ちゃんの服装について、気温別で紹介します。
この記事を読むことで、寒い時期におでかけするときの、赤ちゃんの服装の悩みを軽減することができますよ。
冬のおでかけ時の服装選びのポイント
室内外の温度差に注意
冬は外が寒くても、車や屋内は暖房で暖かいため、温度差を意識して服装を考えましょう。
そのため、厚着のまま暖かいところに入ると、赤ちゃんはすぐ汗をかいてしまいます。
そして、汗をかいたまま外に出ると、汗が冷えて体を冷やしてしまうことになるので、注意が必要です。
汗をかかせすぎない
赤ちゃんの肌は大人よりもデリケート。
厚着をさせすぎて汗ばむと、服の中で湿気がこもり、「冷え」や「あせも」の原因になります。
背中に手を入れてみて、しっとりしていたら着せすぎ、冷たいようならもう１枚追加してあげましょう。
着せすぎずに、重ね着で調整
厚手のダウンや、ジャンプスーツ１枚だと、暖かい室内に入ったときに脱がせにくく、汗をかいてしまいます。
重ね着をすれば、「１枚脱ぐ」、「１枚足す」でこまめに調整することができます。
重ね着をすることで、空気の層ができ、保温性もアップするのでおすすめです。
気温１５℃前後 軽めの防寒でOKな初冬コーデ
そこまで寒くはないけれど、風が冷たく感じる時期になります。
コーデの目安
- 長袖肌着
- 長袖ロンパースまたは、トップス＋パンツ
- 薄手のカーディガンまたはニット
- ベビーカーの場合はブランケット
意識するポイント
- ポンチョやカーディガンは、お出かけ中にさっと脱がせることができて便利
- 新生児から低月齢の赤ちゃんは抱っこのときもブランケットを追加するのがおすすめ
気温１０℃前後 本格的に寒くなる、冬の基本コーデ
外は寒いけど室内は暖かく、温度差が大きくなりがちな時期です。
コーデの目安
- 長袖肌着
- 厚手のロンパースまたは、トレーナー+パンツ
- ニット帽
- 靴下
- ベビーカーの場合、ブランケット+薄手のフットマフ
- 抱っこの場合、防寒ケープ
意識するポイント
- 外は寒く、室内は暑いという温度差が大きいので、脱ぎ着しやすい上着が必須。
- 手足が冷えやすいので、防止やレッグウォーマーがあると快適。
気温５℃前後 空気が冷たくなる真冬コーデ
寒波の日や、北風が強く体が冷える日が多くなります。
コーデの目安
- 長袖肌着
- 厚手のロンパースまたは、トップス+裏起毛パンツ
- ダウンや厚手のアウター
- ニット帽＋ミトン
- ベビーカーの場合、厚手フットマフ+ブランケット
- 抱っこの場合、ダウンケープ
意識するポイント
- 冷たい風から守るために、防風対策はしっかりと。
- ベビーカーは特に冷えやすいので、フットマフは厚手がおすすめ。
- 抱っこの場合、大人の体温で汗をかくことがあるので、室内に入ったらケープははずすと良いですよ。
気温０℃以下 雪が降ってくる極寒コーデ
雪が降り、外で長く過ごすのはできるだけ控えたい気温になります。
- 長袖肌着
- 厚手ロンパース+裏起毛パンツ
- 防寒ダウンジャンプスーツ
- ニット帽・ミトン・厚手の靴下
- ベビーカーの場合、防寒カバー+極厚フットマフ
- 抱っこの場合、ダウンケープ
意識するポイント
- 前進を包み込むジャンプスーツは、０℃以下の日に便利。
- 雪の日は濡れにくい素材を意識すると安心。
- 安全のため、車に乗せるときは、厚手アウター脱がせてからチャイルドシートに乗せる。
まとめ
赤ちゃんの冬のお出かけは、「大人より１枚多め」＋「重ね着で温度調節」が合言葉です。
その日の気温をチェックして、外・室内・車で過ごす時間をイメージしながら選ぶと失敗しにくくなりますよ。
冬も赤ちゃんと楽しいおでかけを！
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